白饅頭ノートの率直な感想②


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 ①薄っぺらい

 政治界隈の人に白饅頭の文章を読んでもらい、感想を聞いているのであるが、やはり内容浅薄という答えが返ってくる。政治界隈の人達は、もっとまともな経歴の保守思想家や反動思想家の著作を読んでいるから、余計にそう感じるのかもしれない。

 最近は保守反動と一語にまとめることはしなくなっており、反動はバックフラッシュなどとカタカナで呼ばれている。だが、新反動主義という呼称があり、白饅頭は海外で一時、新反動主義として一部で流行したものを日本に輸入している。新反動主義を知らないと、白饅頭のオリジナルと思うかもしれない。

 しかし、新反動主義の海外の著作を読まなくても、日本には保守反動思想家がおり、彼らの著書を読んでいれぱ、白饅頭の安っぽい文章を読む必要はない。白饅頭の主張はすべて書かれている。(白饅頭は薄めた呉智英程度だ)

 

 

 

②論理に強くない

 

 白饅頭は慶應義塾大学の文学部出身である。論理の骨格の厳しい文章が書けないのも無理はない。(白饅頭は御田寺圭と称することもあるが、御田は慶應義塾のある三田、圭は慶から採られている。)

 知識人は理性によって、準知識人は悟性によって、大衆は感性によって判断するとすれば、白饅頭はせいぜい準知識人レベルでしかない。

 

③白饅頭は歴史を知らない

 

 一例を挙げよう。

 白饅頭はnoteで、フェミニストのオタクのイメージを形成したものとして、宮崎努事件しか書いていない。オウム真理教事件が、オタクの連合赤軍浅田彰)と言われていたのを知らないらしい。

 

④毎日、更新するのは文章の質が悪いからであり、毎日でないとお金を出して読んでもらえないためである。

白饅頭ノートの率直な感想

①薄っぺらい

 政治界隈の人が白饅頭の文章を読んで言っていたのは、薄っぺらいということだった。私も同じ意見である。サラサラと書いてサラサラと読むレベルの文章でしかない。

 

②結論が決まっている

 文章を書きながら考えているわけではなく、予め結論を決めていて、それに合わせてパーツを当て嵌めて書かれている。読み手が望まない結論にならないように調整されている。

③論理に強くない

 

 十分な論証がなされず、一方的な断定や決めつけになっている。したがって、信者しか納得しない中味のない文章である。論理性の欠落を修辞で糊塗しているに過ぎ無い。

 

④同世代の人向け

 基本的には、同世代(30代)に向けて書かれている。いろいろな世代の人達に読んでもらう気がない。

 

④歴史を知らない

 2000年以後のことしか知らない。それ以前のことは見当違いのことばかり書いている。

 

⑤同じ主張の繰り返し 

 毎日、更新するから仕方がないが、同じ主張が繰り返される。

 

⑥無料なら読んでもいいレベル

原宿 渋谷 秋葉原 その1

 あるアニメの新シリーズが、この7月から放送されているのだが、舞台は原宿、青山、表参道になっている。第1話の初めの方で、新しくなった原宿駅も出てくる。しかし、オタクの人達の中には、この場所に対して違和感を覚えるひともいるようだ。彼らは、原宿がかつて若者文化の中心地だったことは知らないだろう。

 それは、今では、遠い過去のことになっている。(昭和末、1980年代のことである。)
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 当時、竹の子族という連中がいて、原宿の歩行者天国を占領して踊ったりしていた。彼らは首都圏の中学生や高校生だった。

 その頃、渋谷はまだ、おばさんの街で、秋葉原は電気街でしかなかった。

 渋谷が若い女性の街になるのは、1990年代になってからであり、秋葉原がオタクの街になるのは、2000年代になってからのことである。

 渋谷はヒカリエができて、訪れる年齢層が少し上がって来ているようであるし、秋葉原も、新型コロナの影響で衰退しつつあるようだ。次の若者の街は、どこになるのだろうか。